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袈裟丸山・ヒラデ沢High Graed Hiking & SawaNobori

大ぼけな沢でした

 2005・05・22(記/にご〜。)
メンバー/Lにご〜。、ゆけむり、きょん



概念図

 大ボケの沢登りとなってしまった…沢のせいでは無い、悪いのは全てリーダーだ!
以前から袈裟丸山はまだ登ったことのない山だからぜひ沢から頂上に立ちたいものだと思っていた。この時期は新緑とつつじの絶妙なバランスがとてもキレイと話に聞いていたし通好みの足尾山塊はきっと静かだろうなとも…。

 朝7:00、既に折場登山口の駐車場(10台ほどのスペース)は一杯になっていたので車を路駐させ出発。出合いから小さな滝をいくつか越えたらナメ状になり視界が開けアットいう間に傾斜のゆるい沢床で笹の源頭の雰囲気となってきた。まだ遡行を始めてから1時間ほどだ…。でも新緑はキレイだし明るいし沢の初心者用超入門沢コースとして手ごろかもしれない。滝やミニゴルジュ状やナメとこぢんまりとしているが変化もある。
 


 地形図で緩やかな地形を確認しつつ方向を見定めていたつもりだったが二俣を早めに勘違いしてしまいアレヨアレヨという間に登山者がゾロゾロ歩くりっぱな登山道の尾根上に上がってしまった。行きかうハイカーはヘルメットとハーネスで固めた我々の姿を不思議そうに見ながら通り過ぎる「あんたらそんな格好で何してんの??」さもそう言いたげなまなざしを感じつつ、いったい自分がいま何処にいるのか見当がつかなかった。こんなに大勢のハイカーのまっただ中で自分の居場所が分からない…まるで遊園地の人混みの中で迷子になったような気分だった。




 結局、ヒラデ沢の核心部を抜けたあたりの1300mで左からの枝沢に入るのを嫌いすぎ右へ右へと行き過ぎた結果だった。平らな地形の場合水流の分岐での方角確認をよりシビアにする必要があるのと方角についての自分の思い込みを想像力を最大限に働かして修正しないといけないと改めて思った。もともと人は自分たちが進んでいる方角(行動)を否定するのがイヤという気持ちが潜在的にあるようでそれが原因でとんでも無い間違いを犯すこともあるそうだ。客観的に自分の行動を見つめるということの大切さを思い知った…そして自分の力量の無さに呆れた。とんだ大ボケ山行となってしまった。

 袈裟丸山には程遠い地点に出てしまい、うらめしく山頂を眺めていたとき、湯けむりさんから次回またチャレンジしよう!との提案があったので即乗ることにした。…まったくこの人の多さといったらいくら登ったことが無い山といえどもハイキングコースからでは登る気がしないほどだった。最近の中高年登山ブームのすごさ、すさまじさを改めて感じた。

 下りると路上駐車している車の多さにまたまたビックリ!…これじゃウカウカしてると温泉も大混雑になるからと早々に下山。温泉入浴後は適当な川原を見つけて2時間コースの反省会をした。
 湯けむりさん、きょんさんご苦労さまでした。 





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更新 2012/03/20

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